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カメシタのまごころ日記

【終活】~親に伝えること~

2024年02月27日

こんにちは!カメシタです(`・ω・´)

2月も終わりに近いですね!

今日のコラムは「終活」についてです。

いつからが終活なのかわからないですよね!

「いつがベストタイミングなのか」「何をすればいいのか」

一緒に見て見ましょう。

 

 

 

 

「終活を考えるタイミング」

 

 

・実は年齢だけが基準ではない?

 

終活だけの言葉を聞くと年齢を重ねて「死」の準備をする、って

思われがち。私もそう思ってました💦

終活とは、両親が自分の人生について考え始めたときです。

その意志を表現できる状態にあるかどうかです。

両親の健康状態、ライフスタイル、財務状況などを把握して、一緒に終活を計画するタイミングです。

ただ、両親に「終活」って言葉を伝えるのは正直難しいという声は少なくないです。

 

 

・早すぎる?遅すぎる?親との終活話題の切り出し方

 

終活に関する話題は、両親の感情に配慮しながら、優しく切り出すことが大切です。

いきなり「終活」の話を始めるのではなく、日常の会話の中で自然に終活について言ってみましょう。

例えば、テレビや新聞の話題、友達や知り合いの終活の事例をきっかけにして、ゆっくりと話を進めたりすると、伝えやすいかな、と思います。

終活の話題を切り出す時は親御さんの気持ちを尊重し、ペースに合わせることがいいです!

誰でもいきなり「終活」と言われれば「え?」ってなってしまうものです。

終活は、未来に対する不安や心配を解消する手段であり

親子の間の絆を深める貴重な時間や会話になります。

愛情を込めて、両親の話に耳を傾け、一緒に考えていきましょう。

両親が心から安心できるような会話を心がけることで、

終活はよりスムーズに、そして穏やかに進むでしょう。

 

 

 

「終活の具体的な進め方」

 

 

・終活の計画はどうやって?

 

両親に伝えてから後にする事は、両親の希望や願いをしっかり聞くこと!

具体的に、「財産や資産はどうするのか・遺言書は書くのか・葬儀場やプランはどうするか・お墓はどうするのか」などを聞いた上で計画を考えた方が両親も安心するでしょう。

両親がどのような人生の締めくくりを望むのか、「私だったらこうして欲しいな」と自分自身が同じ立場あったらを考えて意見するのもアリですね(^^)

また、専門業者に相談をして意見を聞くだけでも、より具体的で実現可能な計画を立てることができます。

愛情を持って、両親の意見を聞き、共に決めていく時間は絆を深めるし「そんな思いがあったんだ。」と知らなかった事を知る事もあるかもしれません。

家族全員で支え合いながら、計画を進めましょう。

 

 

・整理・親の財産管理

 

終活の中で特に重要なのが、親御さんの財産管理と亡くなった時の品です。

親御さんの人生を振り返る機会でもあります。

財産や資産をリストアップし、それらをどのようにして管理しているか、どのように分配するかのか、不要な物の処分や、思い出深い品の整理は、親御さんが自らの人生を見つめ、大切な記憶を蘇らして作業にかかります。

 

✿少し私の知り合いのお話をします!

その方は90歳のおばぁちゃんでした。

知り合いの方は両親を思って、家族を思って、勇気を出して話しを切り出し「トラブルにならない為」と伝えても

「終活」と聞いて怒ってしまい、頑固に聞かなかったそうです。

「70歳の時に「何歳になったらしようね」と約束をしとけばよかったー」と苦笑いしながら言ってました^_^;

痺れを利かし「ホットプレート壊れてるし使ってないから捨てるね」と告げた所「勝手に捨てないで」と騒いで大変だったと…。✿

終活と言っても両親を説得するのも本当に簡単ではないなー、と思いました。

親御さんは自身の品をどのように扱いたいか、家族にどのような形で残したいかを伝えてもらいしっかりと尊重しましょう。

 

 

 

 

 

「親とのコミュニケーション」

 

・伝える時の話し方

親の心に寄り添って言葉を選びながらのコミュニケーションを簡単ではないけど、相手の立場に立ち伝えましょう。

 

終活に関する話は、両親の心に寄り添う優しさと尊重が必要で、

話をじっくり聞き、その意見や感情を大切にしてください!

話し方は柔らかく両親のペースに合わせて強制せずに自発的な意見に耳を向けましょう。

終活の話題を切り出す際には、日常の些細な話しから始めて、徐々に深い話しにしていく事がオススメです。

「もし、入院したら家の事で不安な事ある?」とか不安に思うことや疑問に感じることを聞いてみるのもいいでしょう。

愛情あふれる言葉選びと態度で、両親が安心して自分の気持ちを言える環境を作り出しましょう!

 

・介護計画と家族の役割

 

介護計画を立てる際には、家族全員の協力が必要です。

それぞれの家族ができる範囲で協力し合うことが大切です。

介護計画には「日常生活のサポート・医療面・財務管理」などがあります。

計画を立てる時は、親御さんの意見を尊重し、出来る限りその希望に従って計画を立てます。

家族だけで全てをするのが困難である場合は、専門家の助けを借りることもオススメ!!

家族全員が支え合うことで、負担を減らす事も出来ます。

終活とは「死」の準備ではなく自分自身の「人生の整理」でもあります。

一人で抱え込まず一度相談をしてみて下さいね。

 

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遺品整理士 倉島  新吾

 

 

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